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トレマーズ 地殻変動の謎 [映画]

今回の「わたし、気になります!」はこちら! 【トレマーズ】!!

1990年にアメリカで公開されたパニック映画です。
監督は「愛が微笑む時」や「マイティ・ジョー」を手掛けたロン・アンダーソン氏で、氏の出世作でもあります。

あらすじ:
砂漠地帯で突如異常な振動が観測された。地震学者と付近の住民たちが現地に赴くが、そこは無人で人の気配はない。調査を進めていると再び大きな振動が起き、なんと地底を泳ぐ謎のモンスターを発見する。モンスターは次々と人々を襲い、地の底へと引きずり込んでいく。振動の原因がモンスターだと分かり、人々は街へと避難するが……。

トレマーズ [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
  • メディア: Blu-ray


B級映画というのが本作への世間の評価となりますが、今なおマニアックな評価の高い傑作映画です。
この映画が劇場でやっていた頃はまだ、映画の上映は2本立て3本立ての抱き合わせが普通でした。と言っても私がこの作品を知ったのは金曜ロードショーでやっていたからなんですけどね。
初めて本作を見たのはまだ小学校高学年の頃でした。毎週金曜日が楽しみで、この日だけは夜遅くまで起きていても両親に怒られない、ちょっとした特別な日でした。


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本作は典型的なモンスター・パニック映画なのですが、テンポの良いストーリーと他の映画にはない作品全体に漂うブラックユーモアが作品の味を出しています。
なによりも魅力的なのは主人公のケヴィンとフレッドを筆頭とした個性的な登場人物たちと、彼らが潔くモンスターに立ち向かっていくというストレートなストーリーです。
フレッドの口癖である「プランを練ろう」と「下品で失礼」という台詞は、その語呂の良さと作中での使用頻度から当時の私たちの間でしばらくの間流行ったほどです。
モンスターに襲われてハラハラする場面でも、登場人物たちのユーモラスな掛け合いにはクスりとさせらましたね。それに加えて主人公たち以外にも大きな見せ場があるのが見所です。
また抜きと入りの切り替えというか繋ぎが上手く、それが物語のテンポを損なわず本来のパニック映画の緊張感も上手く表現しているのでだれることなく最後まで見れます。
そして肝心のモンスターですが、その姿を視聴者の前に見せるのは物語が中盤に差し掛かった頃でした。上下左右に裂けた大きな口を持ち、そこから覗く3本の触手のような舌にも個別に口を持つ10メートル級の怪物。
体中に生えた無数の触手で地中を高速で移動する。一度食らいつくとそのパワーは凄まじく、車ごと地中に引きずり込むほどです。
ケヴィンたちはどうやってこの窮地を切り抜けるのか、どうやって地に潜む巨大モンスターを退治するのか、是非その目でご確認下さい。

かなり古い映画ではありますが、今見ても十分楽しめる作品だと思います。
パニック映画らしく死者もそれなりの数がでるのですがそこまで悲壮的ではなく、見終わった後は清々しい気分になれます。
低予算の中で作られた手作り感溢れる古き良き時代の傑作を是非ご堪能あれ。


ということで今回は「トレマーズ」を紹介させて頂きましたが、如何でしたでしょうか?
今の映画も良いですが、たまには昔の映画を見てみるのも新しい発見があってよいかもしれませんよ。ブルーレイでも出ていますので、これを機に高画質で見てみては?
次回は何にしようかな。
では今回はこの辺で、また!


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