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ゲームシナリオのためのファンタジー辞典 創作に役に立つこと間違いなし! [創作]

今回の「わたし、気になります!」はこちら! 【ゲームシナリオのためのファンタジー辞典】!!

あれ? と思われた方もいるかも知れませんが、今回は漫画や小説の紹介ではなくゲームや小説作り向けの創作文芸に役立つ書籍の紹介となります!

山北篤氏の著書であり、SBCreative刊行の渾身の一冊!
物語を創作するする際に知っておきたい事柄をまとめたネタ帳。古代ローマ帝国や中世ヨーロッパ、近世ヨーロッパに焦点を当てており、ゲーム作りやファンタジー小説を書く人には必須とも言える一冊です。
また、雑学としても役に立つ知識や、読んでるだけでも面白い内容になっているので、創作をしない人にも楽しんで頂けること請け合いです。
物語のリアリティを増すためのヒントが満載で、特にゲームと相性の良いネタを中心にまとめられています。

ゲームシナリオのためのファンタジー事典 知っておきたい歴史・文化・お約束110 (NEXT CREATOR)

ゲームシナリオのためのファンタジー事典 知っておきたい歴史・文化・お約束110 (NEXT CREATOR)

  • 作者: 山北 篤
  • 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
  • 発売日: 2010/08/03
  • メディア: 単行本


項目は7つ。
第一章:国家 第二章:魔法 第三章:武器 第四章:宗教 第五章:世界 第六章:魔物 第七章:生活。
各項目には神話や伝承などを織り交ぜた解説と図がついています。


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ファンタジー世界というのは、男子なら一度は夢見るであろうロマン溢れる世界です。
魔法があり、魔物がおり、英雄たちがいる。そんな世界に憧れて子供時代、傘やランドセルを剣と盾に見立てて遊んだことがある人もきっと少なくないはず。ゲームや漫画に出てくる魔法を唱えたことがある人もいるでしょう。
そうです、ファンタジーというのは現実ではありえないことを可能にする夢の世界なのです!
とはいっても、ファンタジーにもしっかりと掘り下げた設定とファンタジーならではのリアティがなければそれはとても稚拙なものとなってしまいます。
魔法を使う上での約束事や人間と魔属の関係性、文化や勢力だって大切です。しかし、一人では中々設定の穴や足りないリアリティを埋めるのは大変でしょう。
それをサポートするのが本書の役目なのです。
いってしまえばファンタジーの教科書。
多くの項目をまとめているので一項目ごと見ていくと物足りないと思うこともあるかもしれませんが、入門書や教科書としては読んで頂ければ十分にその役割を果たしていることが分かると思います。
本書で基本的な知識をつけて、気になった項目を別の方法で調べるという手もあります。

ちなみに本書の最後の方のページには地味に役に立つ情報が載っていたりします。
それはずばり欧米人が名前に持つイメージと、国と名前の関係性についてです。創作をしている人ならば登場人物一人一人の名前を考えることが如何に大変なことかお分かりでしょう。
適当な名前をつけるというのもなしではないですが、折角しっかり世界観や設定を掘り下げ造り上げたならここで手を抜くのは頂けない。
それを遙かにラクにする情報が数ページに渡って載っています。
気になる方は是非お手にとって読んでみて下さいね。

ということで今回は 【ゲームシナリオのためのファンタジー辞典】の紹介をさせて頂きましたが如何でしたでしょうか?
今後も役に立つと思った書籍はこんな感じでどんどん紹介させて頂きますのでお楽しみにして頂ければと思います。
それでは今回はこの辺で、また!



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