ファイナル・デスティネーション 死の運命からは逃げられない……

今回の「わたし、気になります！」はこちら！　【ファイナル・デスティネーション】！！

2000年にアメリカで公開されたホラーサスペンス映画。
監督は「X－ファイル」や「ザ・ワン」、「ファイナル・デッドコースター」などの脚本家として知られるジェームズ・ウォン氏。本作が彼の映画監督デビュー作だったりします。


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あらすじ：
修学旅行でフランスに向かう高校生のアレックス・ブラウニングは、搭乗する飛行機が離陸後に爆発するという恐ろしい夢を見る。それがただの夢と思えなかったアレックスはパニックを起こし、5人のクラスメートと供に飛行機からつまみ出されてしまう。ところが5人を残して離陸した飛行機は、見送る彼らの目の前でアレックスが見た夢の通り爆散してしまう。アレックスが感じた死の予感は本物だったのだ。だが死の予感はそれだけでは終わらない。一度は死を逃れた5人だったが、1人また1人と死の運命に追い詰められていく。死の運命からは逃げられないのか？　5人の運命は！？

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飛行機事故で死ぬはずだった5人はアレックスの見た予知夢のおかげで難を逃れるわけですが、どうやら運命はそれを許しはしなかったようです。
世界と運命、は変わってしまった彼らの筋書きを正そうと隙あらば命を狙ってきます。
日常の中に目には見えない死神が潜み、いつ死の運命が回ってくるか分からない死と隣り合わせの生活がはじまるのです。
死の運命は予兆と供にやってきます。それは意識していなければ見逃してしまうような小さなもので、見逃せば待っているのは死。
いつやってくるかも分からない予兆に彼らの心は安まることを知らず、ただ死の運命に怯えるばかりかと思われたのですが、そんな時彼らは死の運命に詳しい謎の男と出会う。
男が言うに、一見ランダムに思える死の運命には、じつは順番があるという。それは、本来死ぬはずだった飛行機事故での彼らの死ぬ順番の通りだったのです。
アレックスたちは自分たちの座席と爆発が起きた箇所を頼りに、死ぬはずだった順番を予想します。そうすることによって誰の次に自分に死の運命が回ってくるかが予測できるようになり、次々と訪れる死の運命をなんとか回避していきます。
ただ死の運命を回避するだけではきりがないことに気付いたアレックスたちは、なんとか死の連鎖を食い止めようとするのですが……。

衝撃の結末は是非ご自身の目で確認して下さい。
私はこの作品の凄いところは、死の運命に追いかけられるという設定はもちろんのこと、随所に散りばめられた伏線の回収の仕方と謎解き部分にあると思いました。
訪れる死の予兆も絶妙で、ハラハラすること間違いなしです。

そしてこの作品には続編があります。
第2作 『デッドコースター』、第3作 『ファイナル・デッドコースター』、第4作 『ファイナル・デッドサーキット 3D（The Final Destination）』、第5作 『ファイナル・デッドブリッジ』。
実に5作にも及ぶ「ファイナル・デスティネーション」シリーズ。間違いなく名作です。
グロテスクな描写もあるので全ての人に勧められるものではありませんが、そういうのが大丈夫な方は是非1作目から見て頂きたいですね。


ということで今回は【ファイナル・デスティネーション】について紹介させて頂きましたが、如何でしたでしょうか？
死の運命、そんなものが本当にあったらと思うとゾッとするものがありますね。
皆さんはどう思いますか？
では今回はこの辺で、また！

タグ：映画 ジェームズ・ウォン ファイナル・デスティネーション